「ヨコハマ・フットボール映画祭2021」が10月9日から開催、ポーツマスFCの記録映画や丸亀高校の話題作など上映
 

ヨコハマ・フットボール映画祭2021が、2021年10月9日(土)から15日(金)に、横浜市神奈川区のかなっくホールと横浜市中区のシネマ・ジャック&ベティにて開催されることが決定した。

 

発表されている上映プログラムは、2018-19シーズン終盤、オリンピック・リヨン女子チームが三冠をかけて闘う姿を追ったドキュメンタリー『オリンピック・リヨン〜女子サッカー最強チームの真実〜』をはじめ、2010年にプレミアリーグ史上初の破産宣告を受けたポーツマスFCを追った『ポーツマスFC -破産からの再生-』。

 
 

さらに、マラドーナの2つの顔に500時間の秘蔵映像で迫った『ディエゴ・マラドーナ 二つの顔』、地元ロンドンのクラブの危機を知った14歳のデイブを描く『俺たちブロンリーボーイズ -ヘタレなクラブの愛し方-』、大正時代に女学生がサッカーを楽しんでいたという事実を香川県立丸亀高校演劇部の生徒たちが熱演し全国高等学校総合文化祭で最優秀賞に輝いた話題作『フートボールの時間』などの9作品だ。

 

 

また、2つのトークイベントの開催に加え、追加のプログラムも現在企画中だという。8月上旬にはタイムテーブルが発表され、8月下旬にはチケットの発売開始を予定している。

 

なお、1月14日に延期を発表していた本映画祭。感染症対策を十分に講じ、来場した方に安心して映画祭を楽しんでいただけるよう準備を進めている。また、映画祭の開催に向けて、実行委員会メンバー、パートナー企業、ふるさと納税サポーター、チラシ配布協力者の募集もおこなっているという。詳しくは映画祭公式サイト(https://yfff.org/yfff2021)を参照しよう。

 

 

 

 

■上映作品

『オリンピック・リヨン〜女子サッカー最強チームの真実〜』 [ジャパンプレミア]

監督 ステファニー・ギラード
出演 熊谷紗希、アーダ・ヘーゲルベルグ、ジェシカ・フィッシュロック、ウジェニー・ルソメ
2020年/フランス映画/87分
原題 Les Joueuses #PASLÀPOURDANSER
© ROUGE INTERNATIONAL. 
 
『壁をこわせ!〜ドイツ女子サッカー 台北の奇跡〜』 [ジャパンプレミア]
監督 ジョン・ダーヴィト・ザイトラー 出演 アンネ・トラバント=ハールバッハ、ハンネローレ・ゲイレン、ブリジット・クリンツ
2019年/ドイツ/83分
原題:Das Wunder von Taipeh
© Corso Film
 
『フートボールの時間』 [ジャパンプレミア]
作:豊嶋了子と丸亀高校演劇部
編集:坂本春菜
出演:香川県立丸亀高校演劇部
2018年/日本/58分
© ハルフィルム © 香川県立丸亀高等学校
 
『ディエゴ・マラドーナ 二つの顔』
監督・製作総指揮:アシフ・カパディア
出演:ディエゴ・マラドーナ、ペレ、チーロ・フェラーラ
2019年/イギリス/130分
原題:DIEGO MARADONA
© 2019 Scudetto Pictures Limited. 
 
『VOY! -光と影の冒険- 』[ジャパンプレミア]
監督:マキシム・アルブガエフ
出演:ニコライ・ベレゴヴォイ、アレクサンドル・エラストフ、セルゲイ・マンゾス
2019年/ロシア/78分
原題:VOY
© OSTROV Studio
 
『ポーツマスFC -破産からの再生-』 [ジャパンプレミア]
監督:バーナビー・フォックス
出演:ニール・アレン、ニック・ベイン、ポール&サラー・バンクス
2019年/イギリス/90分
原題:Our Club
© Zanda Films . All rights reserved.
 
『俺たちブロンリーボーイズ -ヘタレなクラブの愛し方-』 [ジャパンプレミア]
監督:スティーブ・ケリー
出演:ブレノック・オコナー、アラン・デイビス、マルティン・マカッチョン
2016年/イギリス/106分
原題:The bromley boys
©Itchy Fish Film Ltd 2017
 
『甲府のヴァンディエラ(2001〜2017) 』[ワールドプレミア]
出演:石原克哉、土橋宏由樹、長谷川太郎、中島礼司、高橋勇  
2020年/日本/40分(予定)
 
『我が町のサッカーチーム −城南(ソンナム)FCのサポーターたち−』 [ジャパンプレミア]
監督:チョ·ウォンヒ 出演:チョ·ウォンヒ、キム·ヒョンス、サ·ギュミン
2020年/大韓民国/56分
原題:우리동네축구팀 BBCREAM, Bsm x Black CReate tEAM 
 
■トークイベント
「指導者講習会 『指導者、障がい、スポーツとは』」
『VOY!光と影の冒険』を題材に、チームビルディングや選手育成のアプローチ、環境の変化のなかで自身の目標を見出す方法について指導者・監督の立場から語ります。
講師:
藤原明夫(日本サッカー指導者協会 セミナーダイレクター)
岩田朋之(ロービジョンフットサル選手)
協力: NPO法人 日本サッカー指導者協会
藤原明夫氏
岩田朋之氏
 
「あゝ懐かしの日本サッカー -レジェンドが語る読売・日産2強時代-」
80年代の日本サッカーをリードし、後にJリーグのオープニングカードを飾った読売クラブと日産自動車。そんな2チームのレジェンドであるが、今だから話せるピッチ内外での思い出と伝説の裏側を語ります。
出演:金田喜稔(日産自動車OB) 小見幸隆(読売クラブOB)
協力:一般社団法人 日本サッカー名蹴会
金田喜稔氏

 小見幸隆氏

  

 

■「ヨコハマ・フットボール映画祭2021」開催概要

日程:2021年10月9日(土)〜10月15日(金)

会場:かなっくホール(9日〜10日)

神奈川県横浜市神奈川区東神奈川1丁目10−1

東神奈川駅(JR京浜東北線・京浜急行)から徒歩1分

東白楽駅(東急東横線)から徒歩10分

会場:シネマ・ジャック&ベティ(11日〜15日)

神奈川県横浜市中区若葉町3丁目51 黄金町駅(京浜急行)から徒歩5分

阪東橋駅(横浜市営地下鉄)から徒歩7分

主催:ヨコハマ・フットボール映画祭実行委員会 / 特定非営利活動法人 横浜スポーツコミュニケーションズ

後援:横浜市市民局 / WEリーグ / 日本サッカー協会 / 神奈川県サッカー協会

パートナー:gol. /ジョイホース横浜 / セリエ / ノジマステラ神奈川相模原 / GOAL STUDIO / カサトレ / コカ・コーラ ボトラーズジャパン / 相模ガス / 平倉社会労務士事務所 メディアパートナー:サッカーキング / J SPORTS

運営協力:WE Love 女子サッカーマガジン / 古今東西社 / ザ・カンパニー / シネマ・ジャック&ベティ / TVKコミュニケーションズ / 日本サッカー指導者協会 / 日本サッカー名蹴会

協力:コミュニティシネマセンター / 横浜シネマネットワーク

メインビジュアル:ミヤザキ

エンブレム&キャラクターデザイン:安斎肇

 




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ヤン・シュヴァンクマイエル監督作『アリス』のBlu-rayとDVDが復刻、10月6日より発売
 
ヤン・シュヴァンクマイエル監督作『アリス』のBlu-rayとDVDが10月6日より発売されることが決定。Blu-rayにはチェコ語版に加えて、初めて英語版音声が収録される。

 

ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」を元に、実写とストップモーション・アニメを組み合わせて創られた本作は、チェコスロバキアの鬼才アニメーション作家シュヴァンクマイエルが3年の歳月を注いで完成させた初の長編映画。1988年のベルリン映画祭でプレミア上映後、89年に日本でも劇場公開された。

 

 


このたび、チェコに現存していたオリジナルフィルムをもとに、HDマスター製作が行われ、汚れや傷などを全面的に修復。高解像度、高画質、高精細の作品として生まれ変わった。特典映像には、シュヴァンクマイエル監督による貴重な絵コンテを収録。封入特典には、3種類のポストカードが用意されている。価格はBlu-rayが税込5,170円、DVDが税込4,180円。

 


 
★『アリス』作品情報

監督・デザイン・脚本:ヤン・シュヴァンクマイエル

原作:ルイス・キャロル(「不思議の国のアリス」の主題による)/製作:ペーター=クリスティアン・フォイター

撮影:シュヴァトプルク・マリー/美術:エヴァ・シュヴァンクマイエロヴァー/アニメーション:ベトリフ・グラセル

出演:クリスティーナ・コホウトヴァー

製作国:スイス=ドイツ=イギリス/本編86分/カラー/チェコ語音声、英語音声/日本語字幕/製作年:1988年

コピーライト:©CONDOR FEATURES. Zurich/Switzerland. 1988

 

<ストーリー>

ある日、雑然とモノが散らばった部屋の中で少女のアリスが退屈していると、彼女の目の前で人形の白ウサギがふと生気を帯びて動き出し、ガラスケースをハサミで打ち壊して外に飛び出していく。驚きながらもウサギの後を追いかけたアリスは、穴の中へと落ち込み、それを通っていつしか不思議の国へとたどり着く。そこで彼女は、クッキーを食べるとなぜか体が伸び縮みするなど、さまざまな奇想天外な冒険を繰り広げることになり…。

 

<ヤン・シュヴァンクマイエル>

1934年、チェコスロヴァキア(現在のチェコ共和国)のプラハに生まれる。共産党政権化でブラックリストに載りながらも、創作活動を続けてきた。チェコの第三世代のシュルレアリスト。映像作品では、2010年に『対話の可能性』が、国際アニメーション協会のアンケートで、世界短編アニメーション史上No.1の作品に選ばれた。コラージュ、オブジェ、ドローイングなど、美術造型作品の創作活動の範囲も多岐にわたっている。

 



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『羊たちの沈黙』ジョナサン・デミが捉えた『ストップ・メイキング・センス』がシネクイント&新文芸坐でアンコール上映決定、爆音回も

 

デイヴィッド・バーンがフロントマンを務めていた最盛期のトーキング・ヘッズを、のちに『羊たちの沈黙』を撮ることになるジョナサン・デミが捉えたコンサート・フィルム『ストップ・メイキング・センス』が、7月に東京・渋谷・シネクイント、東京・池袋・新文芸坐にてアンコール上映されることが決定した。


 

 

 

上映中のデイヴィッド・バーン×スパイク・リー監督による映画『アメリカン・ユートピア』の公開に合わせて渋谷シネクイントで上映した本作。全回満席の売り止め、爆音上映回は、発売と同時に即完売し、通常上映回も前日には完売している。反響を受け、7月に東京の渋谷・シネクイント、池袋・新文芸坐にてアンコール上映が決定した。

 

 

シネクイントは2021年7月2日(金)から6日間(爆音上映の回あり)。新文芸坐は7月22日(木祝)、23日(金祝)の2日間の上映となる。新文芸坐は爆音スタッフの調整によるboidsound上映(ほぼ爆音)となり、渋谷、池袋の両会場は、音も万全の状態での上映となるという。 なお、札幌・シアターキノでも、7/4(日)に特別上映が決定している(通常上映)。さらに今後は関西方面にてboidsound上映も企画中だという。詳細は後日発表されるとのこと。


 

 
  • 爆音上映とは: 通常の映画用の音響セッティングではなく音楽ライヴ用の音響セッティングをフルに使い、大音響の中で映画を見・聴く試み。 その爆音によって視覚までもが変容して映画そのものも違って見える。大音響でなければ聞こえてこない幽かな音を聴くという大胆かつ繊細な上映。 通常劇場に新たに機材を入れてセッティングするところを今回のシネクイントでは劇場の機材のみを使って「爆音」を行う初の試み。「バウスシアターの音を思い出した」と爆音上映プロデューサーである樋口泰人(boid)も絶賛している。

 
  • boid sound 映画祭とは: 爆音上映などで知られる樋口泰人(boid)が、作品と劇場の個性を念頭に音響調整を担当。ライブ用アンプやスピーカーを用いる爆音上映とは異なり、劇場の既存システムのみで映画鑑賞体験を拡げる試み。​

 
 

『ストップ・メイキング・センス』アンコール&追加上映 日程&会場

【渋谷】シネクイント:7月2日(金)〜7日(水)6日間上映 

※爆音上映=7月2日(金)、4日(日)、7日(水)

https://www.cinequinto.com/      

【池袋】新文芸坐:7月22日(木・祝)、23日(金・祝)

※7月22日(木・祝)〜25日(日)開催

「boidsound映画祭 in 新文芸坐」(*2) 内での上映

https://www.shin-bungeiza.com/

【札幌】シアターキノ:7月4日(日)『アメリカン・ ユートピア』公開記念〜『ストップ・メイキング・センス』 1回限りの特別上映 (上映時間は6月29日(火)に決定)

https://www.theaterkino.net/

 
【作品情報】
映画『ストップ・メイキング・センス』
原題:Stop Making Sense
監督:ジョナサン・デミ
出演:デイヴィッド・バーン、ジェリー・ハリソン、ティナ・ウェイマス
クリス・フランツ、バーニー・ウォーレル、アレックス・ ウィアー
スティーブ・スケールズ、リン・マブリィ、エドナ・ホルト他
1984年製作/88分/ アメリカ
配給・提供:boid
(C)1984 TALKING HEADS FILMS. ALL RIGHTS RESERVED



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台湾の巨匠ホウ・シャオシェン監督製作総指揮のドキュメンタリー映画『日常対話』、7月31日よりポレポレ東中野にて公開

 

台湾映画『日常対話』が、7月31日よりポレポレ東中野にて公開される。
 
巨匠ホウ・シャオシェン監督が製作総指揮を務める本作。監督ホアン・フイチェン(黃惠偵)が、母親にカメラを向け、 他人同士のようになってしまった関係を修復しようと試みるセルフドキュメンタリーだ。

母娘の物語の背景には、同性婚が合法化される前の保守的だった台湾社会における性的マイノリティへの偏見、伝統的な「家」の制度が生み出す男尊女卑、そして貧困スパイラルや暴力の連鎖、児童虐待など個人にまつわる様々なキーワードが散りばめられている。

ジェンダー、女性の生き方(生きにくさ)、 同性婚やLGBTQ+に関するあらゆる問題、 家族、貧困や暴力、虐待(性的虐待を含む)についてなど、様々な観点から見ることができる。

2017年にはベルリン国際映画祭のパノラマ部門でテディ賞を受賞。同年の米アカデミー賞外国語映画賞では台湾の代表作品に選出された。日本では、過去に第1回東京ドキュメンタリー映画等で上映され、TV向けに編集された短編『母と私』が2015年からNHKBS世界のドキュメンタリーで放映されている。
 

新宿ケイズシネマで開催された「台湾巨匠傑作選2021 ホウ・シャオシェン大特集」での特別上映を経て、7月31日よりポレポレ東中野にて公開となる。
 

 

 

『日常対話』

原題:日常對話英語タイトル:Small Talk

2016|台湾|カラー|DCP|5.1ch|88分

監督・撮影:ホアン・フイチェン(黃惠偵)

製作総指揮:ホウ・シャオシェン(侯孝賢)

©Hui-Chen Huang | 黃惠偵All Rights Reserved.

公開表記:2021 年7 月31 日(土)ポレポレ東中野にてロードショー

公式サイト: https://www. smalltalktw.jp/




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TIFF「最優秀芸術貢献賞」受賞の中国映画『大地と白い雲』公開決定、8月21日より岩波ホールほか全国順次ロードショー

 

 
第32回東京国際映画祭コンペティション部 門で「最優秀芸術貢献賞」を受賞した中国映画「Chaogtu with Sarula」(中国語原題、白雲之下)が、『大地と白い雲』の邦 題で8月21日(土)より岩波ホール他全国順次ロードショーされる。公開に先駆け、監督コメントの発表と予告編を解禁された。

 
内モンゴルのフルンボイル草原に暮らす一組の夫婦が、ともに生き ていきたいと願いながらも時代の変化や価値観の多様化の中ですれ 違っていく様を描く本作。内モンゴル出身の作家・漠月(モー・ユエ)の小説「放羊的女人」を原作に、10年の歳月をかけて映画化したワン ・ルイ監督からのコメント。
 
監督コメント
『大地と白い雲』はお互いに異なる希望を持ちながら内モンゴルに 暮らす、チョクトとサロークという平凡な夫婦の生活に起こるジレ ンマを描いた物語です。妻のサロールは夫でなるチョクトと共にず っと草原で暮らしていくことを望んでいます。一方で、チョクトは 遊牧民であることを誇りに思っていますが、その伝統が崩れてきて いる中で、羊飼いとして、また夫としてこれまでのような役割を果 たすことが難しいと思い始めているのです。このように、 個人的な幸せの追求と、社会的な属性が調和せず、 対立する背景には、社会が引き起こした生活様式と文化的な価値観 の急速な変化に遊牧民が適応できていないことを示しています。


この映画では、自然でリアリティーのあるスタイルを貫きたいと思 っていました。目新しさや上辺だけでなく、 草原と遊牧民たちの日々の暮らし、その美しさこそがこの映画の基 調となるようにしたかったのです。ある平凡な遊牧民の夫婦の別れ と再会の物語を通じて、彼らの追究心や潜在的な考え、また変化す る環境の中で生きている現代の遊牧民が経験するジレンマを映し出 しているのです。
 
監督:ワン・ルイ/脚本:チェン・ピン/原作:「羊飼いの女」漠 月著
出演:ジリムトゥ、タナ、ゲリルナスン、イリチ、チナリトゥ、ハ スチチゲ

字幕:樋口裕子/字幕監修:山越康裕/配給:ハーク 配給協力:EACH
TIME
2019年/中国映画/中国語・モンゴル語/111分/原題:白 云之下
©2019 Authrule (Shanghai) Digital Media Co.,Ltd, Youth Film
Studio All Rights Reserved.
『大地と白い雲』 公式サイト
http://www.hark3.com/daichi/



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東日本大震災の1850時間を紡いだテレビ岩手製作の記録映画『たゆたえども沈まず』、6月に東京・ポレポレ東中野での上映も決定
テレビ岩手が製作したドキュメンタリー映画『たゆたえども沈まず』が、このたび4月に名古屋シネマスコーレ、5月に北海道シネマトーラス、6月に東京のポレポレ東中野での公開も決定した。詳細な上映開始日はテレビ岩手のホームページをチェックしてほしい。

 

東日本大震災から10年間の「いわての復興」を刻んだ本作。テレビ岩手を含むNNNの取材団が取材・撮影した被災地の映像や、瓦礫だらけだった街の様子が徐々に変化する様子がわかる「定点観測映像」などと一緒に、苦悩しながらも未来を信じて生活してきた人々の想いがまとまっている。

 

監督は、「山懐に抱かれて」で文化庁芸術祭ドキュメンタリー部門で優秀賞を受賞したテレビ岩手コンテンツ戦略室の遠藤隆が務める。東日本大震災により激変した沿岸各地で、現実に翻弄されながらも必死で生きていく人たちの想いを、テレビ岩手が取材してきた1850時間にも及ぶ膨大な映像をひとつひとつ丁寧に紐解き、紡ぎだす。

 

テレビ岩手では、この映画の売上金から制作・上映の経費を引いた収益金について、全額を「いわて学びの希望基金」に寄付することにしている。 上映する日程や場所はテレビ岩手のホームページに記載していく。

 

https://www.tvi.jp/tayutaedomo/




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「allcinema」の運営会社スティングレイが書籍『映画広告図案士 檜垣紀六 洋画デザインの軌跡』を1月29日より発売

 

 

日本最大級の映画・アニメ・ドラマ作品データベース「allcinema」を運営する株式会社スティングレイから書籍『映画広告図案士 檜垣紀六 洋画デザインの軌跡 〜題字・ポスター・チラシ・新聞広告 集成〜』が2021年1月29日より発売される。

 

人々の記憶に残る数多くの映画広告をデザインした広告図案士、檜垣紀六(ひがき・きろく)が手掛けた個々の作品について、その狙いや制作過程を詳しく解説する本書。

 

1960年から90年代にかけて製作された洋画(外国映画)約600本のポスター、チラシ、題字(日本語タイトルロゴ)、新聞広告が掲載され、すべての映画ファン・デザイナーに捧げる一冊となっている。

 

本書は、製作にあたって2020年2月14日より製作費用400万円を目標にクラウドファンディングを開始。最終的に目標を大幅に上回る567人828万4千円もの支援があった。
https://motion-gallery.net/projects/higaki_design


amazon(https://www.amazon.co.jp/dp/4909717048)やスティングレイの直販サイト「allcinema SELECTION」で購入できるほか、店頭で注文すれば近くの書店でも購入できるという。

 

「カナザワ映画祭2012のトークショーにて」

 

タイトル    :映画広告図案士 檜垣紀六 洋画デザインの軌跡
                  〜題字・ポスター・チラシ・新聞広告 集成〜
著者名             :檜垣紀六/著、桜井雄一郎+佐々木淳/編著
本体価格    :9000円+税
版型              :A4変型
製本              :上製本
ページ数    :384ページ
ISBN            :978-4-909717-04-7
Cコード            :0074
発売              :株式会社スティングレイ
発行日             :2020年12月18日
発売日             :2021年1月29日(一般販売開始日)




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東日本大震災の1850時間に及ぶ映像を紡いだテレビ岩手製作のドキュメンタリー映画『たゆたえども沈まず』が3月5日から岩手県内で順次公開

テレビ岩手が製作したドキュメンタリー映画『たゆたえども沈まず』が、3月5日からフォーラム盛岡、イオンシネマ北上、一関シネプラザ、みやこシネマリーンほか岩手県内の映画館などで順次公開される。

 

東日本大震災から10年間の「いわての復興」を刻んだ本作。テレビ岩手を含むNNNの取材団が取材・撮影した被災地の映像や、瓦礫だらけだった街の様子が徐々に変化する様子がわかる「定点観測映像」などと一緒に、苦悩しながらも未来を信じて生活してきた人々の想いがまとまっている。

 

地元のテレビ局として、この貴重な取材映像をテレビ番組だけではなく、津波や復興、防災の資料として全国の方々や後世にも伝えていくべきという考えから、あえて「映画」として製作することにしたという。

 

監督は、「山懐に抱かれて」で文化庁芸術祭ドキュメンタリー部門で優秀賞を受賞したテレビ岩手コンテンツ戦略室の遠藤隆が務める。東日本大震災により激変した沿岸各地で、現実に翻弄されながらも必死で生きていく人たちの想いを、テレビ岩手が取材してきた1850時間にも及ぶ膨大な映像をひとつひとつ丁寧に紐解き、紡ぎだす。

 

なお、映画館がない市町村もあることから、3月中旬以降は岩手県内で巡回上映も行う予定となっている。上映する日程や場所はテレビ岩手のホームページに記載していく(※上映時間、公開期間などは各映画館で異なる)。 そのほか岩手県外での上映についても、取り組んでいく予定だ。

 

テレビ岩手では、この映画の売上金から制作・上映の経費を引いた収益金について、全額を「いわて学びの希望基金」に寄付することにしている。 

 

https://www.tvi.jp/tayutaedomo/




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『草原の河』のソンタルジャ監督新作『巡礼の約束』が20年2月8日より岩波ホールほか順次公開

 

『草原の河』のソンタルジャ監督新作『巡礼の約束』が、2020年2月8日(土)より岩波ホールほか全国で順次公開されることが決定した。

 

 

チベットを代表する作家タシダワとソンタルジャ監督が共同脚本を手掛けている本作は、チベットの圧倒的な風景の中で描かれる、ある家族の約束の物語。血のつながらぬ父と息子が、一頭の幼いロバとともに歩きつづける聖地ラサへの​巡礼の旅を描く。

 

『巡礼の約束』

監督:ソンタルジャ

プロデューサー:ヨンジョンジャ

脚本:タシダワ、ソンタルジャ

出演:ヨンジョンジャ、ニマソンソン、 スィチョクジャ

2018年/中国語題:阿拉姜色/英語題:Ala Changso/中国映画/109 分/シネマスコープ/5.1ch サラウンド

字幕:松尾みゆき/字幕監修:三宅伸一郎

配給:ムヴィオラ

公式サイト:http://moviola.jp/junrei_yakusoku

2020年2月8日(土)より岩波ホールほか全国順次ロードショー




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アンジェイ・ズラウスキー監督作『ポゼッション 40周年HDリマスター版』が新宿シネマカリテにてリバイバル公開決定
 
映画『ポゼッション』が、2020年1月4日より新宿シネマカリテにて『ポゼッション 40周年HDリマスター版』としてリバイバル公開されることが決定した。

 

西ドイツ、ベルリン郊外が舞台の本作は、愛に苦しむ男と女の姿を描き続けたアンジェイ・ズラウスキーが、 フランス映画界の至宝イザベル・アジャーニと挑んだ奇妙な不条理劇。製作40周年を前に、HDリマスターでのリバイバル上映となる。

 

映画のオンラインデータベース「allcinema」を運営している株式会社スティングレイの配給作品だ。

 


 

『ポゼッション 40周年HDリマスター版』

原題:POSSESSION
監督・脚本:アンジェイ・ズラウスキー

製作:マリー=ロール・レール 

撮影:ブルーノ・ニュイッテン

特殊効果:カルロ・ランバルディ

音楽:アンジェイ・コジンスキー
出演:イザベル・アジャーニ、サム・ニール、ハインツ・ベネント、マル ギット・カルステンセン、ヨハンナ・ホーファー
1981年/フランス=西ドイツ合作/ヨーロッパビスタ/モノラ ル/124分/DCP

配給:スティングレイ




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