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特集上映『キェシロフスキのまなざし』7月9日よりBunkamura ル・シネマで開催、『ふたりのベロニカ』など全10作品を上映

 

 

 

7月9日(土)から7月22日(金)まで、東京・渋谷のBunkamura ル・シネマで開催されるクシシュトフ・キェシロフスキ監督の没後20年を記念した特別上映『キェシロフスキのまなざし』では、深田晃司監督や来日ゲストの登壇を含むトークイベントが開催されることが決定した。

 

”トリコロール3部作”や『ふたりのベロニカ』などで知られるクシシュトフ・キェシロフスキ監督。今回の特別上映では、キェシロフスキ監督の初期作にあたるポーランド時代に製作された『傷跡』、『アマチュア』、『偶然』、『終わりなし』、『殺人に関する短いフィルム』、『愛に関する短いフィルム』の6作品に、晩年のフランス時代に製作された『ふたりのベロニカ』、トリコロール3部作を構成するジュリエット・ビノシュ主演『トリコロール/青の愛』、ジュリー・デルピー主演『トリコロール/白の愛』、イレーヌ・ジャコブ主演『トリコロール/赤の愛』の4作品を加えた全10作品が35ミリフィルムで上映される。

 

複数回の開催を予定しているトークイベントの登壇ゲストには、今年のカンヌ国際映画祭で最新作『淵に立つ』が「ある視点」部門審査員賞を受賞した深田晃司監督、そしてキェシロフスキ監督の祖国ポーランドで最も権威のあるグディニャ映画祭芸術監督であり、若い世代を代表するポーランドの映画評論家のミハウ・オレシュチクが予定されている。

 

『さようなら』でキェシロフスキの”ミューズ”イレーヌ・ジャコブを印象的に登場させた深田監督と、数々の名監督を輩出したポーランド映画界の今を代表する映画人ミハウ・オレシュチク。ふたりがキェシロフスキ作品を前にして、何を語るかに注目が集まる必見のイベントとなる。

 

なお、ポーランド時代の作品はすでに日本での権利が切れており、6作品の上映は共催者であるポーランド広報文化センターの助成により実現。この企画のために特別に上映許可が取得された。上映スケジュールやトークイベントなどの詳細は、公式サイトを確認しよう。

 

 

 

 

【概要】

企画名:クシシュトフ・キェシロフスキ監督没後20年 特別上映

『キェシロフスキのまなざし』

上映期間:2016年7月9日(土)〜7月22日(金)

会場:Bunkamura ル・シネマ

住所:東京都渋谷区道玄坂2-24-1 Bunkamura 6F

TEL:03-3477-9264

公式サイト:http://www.bunkamura.co.jp/cinema/lineup/16_%20kieslowski.html

[料金] ¥1,500均一(リピーター、学生は¥1,200)(税込)

主催:Bunkamura

共催:ポーランド広報文化センター/Supported by Instytut Polski w Tokio

後援:アダム・ミツキェヴィッチ・インスティチュート

協力:松竹メディア事業部、MK2、ビターズ・エンド

©1993 MK2 Productions / CED Productions / FR3 Films Productions / CAB Productions / Studio Tor, ©1993 MK2 Productions / France 3 Cinema / CAB Productions / Film Studio Tor, ©1994 MK2 Productions / France 3 cinema / CAB Productions / Film studio TOR

 




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