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映画祭『カリコレ2016』過去最高の昨対123%と躍進、『神のゆらぎ』など動員トップ5を日替わりでアンコール上映中

 

 

 

新宿シネマカリテで開催された映画祭『カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2016』 は、満員御礼で迎えたクロージング作品『アズミ・ハルコは行方不明』の上映をもって、先週19日(金)に閉幕した。

 

 

『アズミ・ハルコは行方不明』 (C)2016「アズミ・ハルコは行方不明」製作委員会

 

 

7月16日(土)から5週間、延べ35日間に渡り開催された真夏の映画フェス『カリコレ2016』は、期間中の総動員数13,616人、興行収入18,057,300円と、カリコレ史上過去最高の数字を記録。一昨年6週間開催された『カリコレ2015』の総動員数11,056名、興行収入14,714,500円からは動員・興収対比で123%と大きく躍進した。

 

また、過去2回の開催が5月〜6月だったことに対して、今年は7月〜8月の夏休み期間中ということもあり平日の上映も高稼動。さらに土・日・祝日に限っては全72回上映のうち62回が満席・完売となる盛況ぶりを見せた。

 

例年の男性主体な客層に対し、今年は女性客が多く目立ち、より幅広い客層が来場。夏休み期間ということで遠方からの来場者も多く、1日に3〜4本ハシゴで作品を鑑賞する方も多くみられた。会期中、上映に合わせて行われたイベントは全82回、ゲスト登壇も106名と、上映作品とシンクロしたヴァラエティに富むイベントが多くの映画ファンの誘致にも繋がったとみられる。

 


『神のゆらぎ』(c) 2013 Productions Miraculum Inc.

 

 

『ライオット・クラブ』Copyright © STUDIOCANAL Limited/British Broadcasting Corporation 2014. All Rights Reserved.

 

 

現在は『カリコレ2016HITS!セレクション』と題し、『カリコレ2016』で上映された新作の中から1回あたりの動員平均数で好成績をおさめたトップ5の作品『神のゆらぎ』『ライオット・クラブ』『ザ•ボーイ〜人形少年の館〜』『マン・アップ!60億分の1のサイテーな恋のはじまり』『オフィス 檻の中の群狼』を、9月2日まで日替わりでアンコール上映中。スケジュールは新宿シネマカリテ公式サイトから確認できる。http://qualite.musashino-k.jp/

 

中でも今回同率でトップを飾った『神のゆらぎ』と『ライオットクラブ』は、カリコレ期間中でそれぞれ全7回上映されたが、女性を中心に熱心な映画ファンが動員に寄与し、全回いうパフェクトの成績をおさめた。

 

 

『ザ•ボーイ〜人形少年の館〜』© 2015 LAKESHORE ENTERTAINMENT GROUP LLC AND STX PRODUCTIONS, LLC All Rights Reserved

 

 

『マン・アップ!60億分の1のサイテーな恋のはじまり』Copyright © STUDIOCANAL Limited/British Broadcasting Corporation 2014. All Rights Reserved.

 

 

『オフィス 檻の中の群狼』©2015 LITTLEBIG PICTURES.ALL RIGHTS RESERVED.




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