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「KAWASAKIしんゆり映画祭」が11月5日より開催!『ハッピーアワー』など躍動する日本映画が数多くラインナップ

 

「第22回 KAWASAKIしんゆり映画祭 2016」公式リーフレット

 

 

「第22回 KAWASAKIしんゆり映画祭 2016」が、11月5日(土)から11月13日(日)まで、新百合ケ丘の川崎市アートセンターを主会場として開催される。

 

1995年に川崎市の「芸術のまち構想」の一環としてスタートした「KAWASAKIしんゆり映画祭」は、「市民(みんな)がつくる映画のお祭り」として、行政がバックアップする新しい形の市民映像祭として定着、発展。 例年、テーマに添って作品を選定し、監督・俳優などによる座談会やシンポジウム、ミニコンサートなどを企画。障がいを持つ方のための副音声ガイド制作や字幕制作をはじめ、中学生が映画をつくり上映する「ジュニア映画制作ワークショップ」の実施や、村祭りを再現する「野外上映会」なども企画している。

 

22回目となる今年のキャッチフレーズは「躍動!日本映画!」。上映プログラムには、日本映画学校の創設者、今村昌平監督の2作品『にっぽん昆虫記』や『カンゾー先生』をはじめ、『ディストラクション・ベイビーズ』や『セトウツミ』『共喰い』といった躍進著しい菅田将暉が出演する新旧作品、、 深田晃司監督の『さようなら』、篠崎誠監督の『SHARING』などがラインナップ。

 

 

『セトウツミ』(C)此元和津也(別冊少年チャンピオン)2013  (C)2016映画「セトウツミ」製作委員会  

 

 

また、沖田修一監督の『モヒカン故郷に帰る』や、その沖田監督の中学、高校の同級生である劇作家・前田司郎が手掛けた『ふきげんな過去』が上映されるほか、岩井俊二監督の『リップヴァンウィンクルの花嫁』や、数々の映画賞を得た濱口竜介監督の『ハッピーアワー』といった3時間を超える長尺の両作品が新百合ヶ丘で遂に初上映される。

 

 

(C)RVWフィルムパートナーズ

 

 

さらに、ロイド、チャップリン、キートンという世界三大喜劇王の無声映画に合わせて語る活弁上映が行われるほか、今後の活躍が嘱望される若手監督たちの作品、『水際の魚』(2015年度日本映画大学卒業制作)、『good-bye』(2014年度 ndjc:若手映画作家育成プロジェクト)など、映画大学のある街、新百合ケ丘で行われる映画祭にふさわしいプログラムが目白押しだ。

 

そして、毎年中学生たちが精力的に取り組むジュニア映画制作ワークショップでは、17年に及ぶワークショップ史上最長となる、34 分の大作が完成。上映時には舞台挨拶などのイベントも現在計画中だという。ほかにも、『百円の恋』や『はじまりのうた』、『エール!』などの上映をはじめ、若手監督たちの作品や、熊本復興支援上映などが予定されている。

 

 

『エール!』(C)2014-Jerico-Mars Films-France2 Cinéma-Quarante12 Films-VendÔme Production-Nexus Factory-Umedia

 

 

なお、会期中は、監督ら豪華ゲストを迎えたトークイベントなども開催される予定。作品や上映スケジュール、トークイベントなどの詳細は、映画祭のホームページや公式Twitter、公式Facebookをチェックしよう。

 

 

【映画祭情報】

「第22回 KAWASAKIしんゆり映画祭 2016」

会場 : 川崎市アートセンター アルテリオ映像館・小劇場(小田急線新百合ヶ丘駅北口徒歩3分)

日時 : 2016年11月5日(土)〜13 日(日) 

※11月7日(月)は休映
前売券 : 10 月 8 日(土) チケットぴあ、川崎市アートセンターにて発売開始

料金 :

前売券 1,000 円(一律)

当日券 一般・シニア 1,200 円  学生、障がい者とその付添い1名まで 1,000 円

※新百合ヶ丘ゆかりの無料上映作品や、活弁上映など特別料金のプログラムもこあり

主催 : NPO 法人 KAWASAKI アーツ

映画祭HP:http://www.siff.jp/




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