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「ドイツ映画祭2016」10月に六本木で開催決定!『24週間 決断の時』など注目の7作品を一挙上映&若手女性監督ら日本に集結
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2016.09.25 Sunday 18:00
『24週間 決断の時』 © Beta Cinema
「ドイツ映画祭2016『HORIZONTE』」が、10月15日(土)から10月19日(水)まで、東京・六本木のTOHOシネマズ 六本木ヒルズにて開催されることが決定した。
『HORIZONTE(地平/視野)』と題された今年の映画祭では、ドイツ映画の現在そして未来を提示する注目作品を大スクリーンにて上映。ドイツ映画界が誇る気鋭の監督や俳優が来日し、舞台挨拶とQ&Aによって上映作品の魅力を深く紹介する。
上映作品は、傷心を抱えて福島への慰問の旅を決心したドイツ人女性マリーと桃井かおり演じるサトミの交流を描く『フクシマ・モナムール』をはじめ、精神科の病棟で過ごさなければならない4人の若者たちのクリスマスを映す『クリスマスの伝説―4人の若き王子たち』、妊娠中のコメディアン、アストリッドが赤ちゃんを産むか、後期中絶をするかという重い決断に迫られる様を描く『24週間 決断の時』など7本。
各作品の上映スケジュールや舞台挨拶の日程については、公式HP参照のこと。
以下、上映7作品の各概要。
『フクシマ・モナムール』
監督:ドリス・デリエ
出演:ロザリー・トーマス、桃井かおり
結婚式の直前、式場から逃げ出した若いドイツ人女性マリーは、傷心を抱えて福島への慰問の旅を決心する。被災地の人たちに少しでも明るい気持ちを届けたいと。その試みもうまくいかず落ち込んでいたマリーだが、福島最後の芸者だというサトミという女性と知り合い、帰還困難区域で暮らすことになる。性格が大きく異なる二人の女性の間に、不思議な友情関係が築かれていく。
【2016 年、108 分/ドイツ語・英語、日本語字幕付き】 © The Match Factory
『アンネの日記』
監督:ハンス・シュタインビヒラー
出演:レア・ファン・アッケン、マルティナ・ゲデック、ウルリヒ・ネーテン
ごく普通の少女であるアンネはナチス政権から逃がれて、家族とともに隠れ家で生活することになる。 13 歳の誕生日に日記をプレゼントしてもらったアンネは、日々の体験、希望、夢や恐怖を書き綴る。
【2016 年、128 分/ドイツ語、日本語字幕付き】 © Zeitsprung & Universal Pictures
『アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男』
監督:ラース・クラウメ
出演:ブルクハルト・クラウスナー、ロナルト・ツェアフェルト
戦後12年、検事長フリッツ・バウアーはなおナチス戦犯のアドルフ・アイヒマンを捜し出し、責任を問おうと奔走する。その目的に向けて、型破りで時には違法な手段に訴えることさえある。しかし、ナチス残党の政府高官がバウアーの仕事を邪魔し続ける。
配給:クロックワークス/アルバトロス・フィルム
【2015 年、105 分/ドイツ語、日本語字幕付き】 © 2015 zero one film / TERZ Film
『クリスマスの伝説―4人の若き王子たち』
監督:テレーザ・フォン・エルツ&出演:イェラ・ハーゼ
出演:ヤニス・ニーヴェーナー、イェラ・ハーゼ、パウラ・ベーア、モーリッツ・ロイ、クレメンス・シック
クリスマスイブだというのに、精神科の病棟で過ごさなければならない4人の若者たち。いきどおりとやるせなさを抱えた彼らに、担当医のヴォルフが付き添って、驚きに満ちたクリスマスにしてくれる。決して忘れることのないクリスマスの思い出
【2015 年、99 分/ドイツ語、日本語字幕付き】 © C-Films Deutschland, Sandra Müller
『閉ざされた部屋の嵐』
監督:イザベル・シュテーヴァー
出演:マリア・フルトヴェングラー、メフメト・ゼーゼル
途上国開発援助の職についたドイツ人のドロテアは、周りが戦争中にもかかわらず、プロジェクトに寄付を募るため、高級ホテルでチャリティイベントの開催を重ねる。空しい心の隙間を埋めるため、ドロテアは年下のアレクと麻薬と酒に溺れる過激な夜を過ごすうちに、徐々に状況がエスカレートしてゆく。
【2015 年、100 分/ドイツ語・英語・フランス語、日本語字幕付き】 © movienetfilm.de
『メテオール通り』
監督:アリーヌ・フィッシャー
出演:フセイン・エリラキ、オクタイ・イナンシュ・エズデミール
レバノンからの難民、18歳のモハメドはドイツで生活の基盤を築こうとしている。両親はなく、無鉄砲な兄との暮らしで、バイトをしながら職業訓練校の空きを待ち続ける少年は、自分の進むべき方向を探しつつ、「男」であることとはいったい何なのだろうと自問する。
【2016 年、84 分/ドイツ語、日本語字幕付き】 © Credo Film GmbH
『24週間 決断の時』
監督:監督:アンネ・ゾーラ・ベラヅェ
出演:ユリア・イェンチ、ビャルネ・メーデル
コメディアンのアストリッドは、マネージャー兼パートナーのマルクスとの間で二人目の子どもを妊娠中。出生前診断によって赤ちゃんがダウン症と重大な心臓病を抱えることを知ったアストリッドは重い決断に迫られる。 赤ちゃんを産むか、後期中絶をするのか?
【2016 年、102 分/ドイツ語、日本語字幕付き】 © Beta Cinema
【映画祭概要】
ドイツ映画祭2016『HORIZONTE』
日程:2016年10月15日(土)〜10月19日(水)
会場:TOHOシネマズ 六本木ヒルズ
上映作品:
『フクシマ・モナムール』
『アンネの日記』
『アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男』
『クリスマスの伝説―4人の若き王子たち』
『閉ざされた部屋の嵐』
『メテオール通り』
『24週間 決断の時』
入場料:1,000円(1上映)
主催:東京ドイツ文化センター (TEL:03−3584−3201)
公式HP:https://www.goethe.de/ins/jp/ja/sta/tok/ver.cfm?fuseaction=events.detail&event_id=20826109
共催:German Films
後援:ドイツ連邦共和国大使館
協賛:メルセデス・ベンツ日本株式会社/ルフトハンザドイツ航空
協力:ニューオータニホテルズ
提携企画:東京国際映画祭