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現役日藝生による映画祭「信じる人をみる宗教映画祭」12月にユーロスペースで開催決定!『裁かるゝジャンヌ』など15作品上映

 

『裁かるゝジャンヌ』

 

 

映画祭『信じる人をみる宗教映画祭』が、12月10日(土)から12月16日(金)まで、渋谷のユーロスペースにて開催されることが決定した。

 

今年で6回目となる、現役日藝生の企画・運営による本映画祭は、日本大学芸術学部映画学科3年映像表現・理論コースの映画ビジネスゼミ主催によるもの。テーマ設定、企画から作品の選定、上映交渉、ゲスト交渉、チラシやパンフレットのデザイナー探しから制作、そして、会場運営に至るまで、すべて日本大学芸術学部の学生主導で行っている。

 

今回の映画祭では、“宗教を考える”をテーマに掲げ、15作品を一挙上映。上映作品には、最後まで自分の信仰を貫く姿が描かれているカール・テオドア・ドライヤー監督の『裁かるゝジャンヌ』をはじめ、自らの信仰に疑問を持つ牧師を主人公に描くイングマール・ベルイマン監督の『冬の光』、偽物だったはずの宗教が、次第に本物へと変わっていく姿が描かれている山本政志監督の『水の声を聞く』など、宗教を題材とした作品がラインナップ。

 

 

 

 

ほかにも、アンドレイ・タルコフスキー監督がはじめてソ連国外でつくった長編第6作『ノスタルジア』、エミリー・ワトソン演じる信仰深い女性ベスを主人公に、ラース・フォン・トリアー監督が神への献身をテーマに描いた『奇跡の海』、塩田明彦監督が、1995年のオウム真理教の事件をもとに製作した『カナリア』、ウェイ・ダーション監督が、日本統治下の台湾で起きた原住民族による抗日暴動・霧社事件をもとに、第1部・太陽旗と第2部・虹の橋の全2部作で描いた歴史大作『セデック・バレ』などが上映される。

 

上映作品や上映スケジュール、料金などの詳細は、映画祭の公式サイトから確認できる。

 

 

『ジーザス・キャンプ〜アメリカを動かすキリスト教原理主義〜』

 

 

【映画祭概要】

『信じる人をみる宗教映画祭』

会期:12月10日(土)〜12月16日(金)

会場:ユーロスペース(東京都渋谷区円山町1-5 KINOHAUS 3F)

上映作品(製作年順):

『裁かるゝジャンヌ』(監督:カール・テオドア・ドライヤー)※国立近代美術館フィルムセンター所蔵プリント上映予定

『天草四郎時貞』(監督:大島渚)

『冬の光』(監督:イングマール・ベルイマン)

『ノスタルジア』(監督:アンドレイ・タルコフスキー)

『奇跡の海』(監督:ラース・フォン・トリアー)

『ある朝スウプは』(監督:高橋泉)

『カナリア』(監督:塩田明彦)

『大いなる沈黙へ グランド・シャルトルーズ修道院』(監督:フィリップ・グレーニング)

『ジーザス・キャンプ〜アメリカを動かすキリスト教原理主義〜』(監督:ハイディ・ユーイング、レイチェル・グラディ)

『シークレット・サンシャイン』(監督:イ・チャンドン)

『神々と男たち』(監督:グザヴィエ・ボーヴォワ)

『セデック・バレ』(監督:ウェイ・ダーション)※第1部・太陽旗、第2部・虹の橋の全2部作

『神は死んだのか』(監督:ハロルド・クロンク)

『禁じられた歌声』(監督:アブデラマン・シサコ)

『水の声を聞く』(監督:山本政志)

問い合わせ:Tel:03-3461-0211(ユーロスペース)

主催:日本大学芸術学部映画学科3年 映像表現・理論コース映画ビジネスゼミ、ユーロスペース

上映協力(順不同):太秦、エスピーオー、オフィスシロウズ、キングレコード、シネマ☆インパクト、シンカ、ザジフィルムズ、ソニーミュージック、東映、東京国立近代美術館フィルムセンター、PFF事務局、マジックアワー、ミモザフィルムズ、レスぺ

公式ホームページ: http://syukyou-eigasai.com

 

 

本記事に予告編を追加しました(2016.11.29)

 




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