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『第17回東京フィルメックス』開催結果レポート、プログラム数を大幅に絞りながらも平均観客数は例年並みの動員数を維持
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2016.12.03 Saturday 17:02
『第17回東京フィルメックス』ビジュアル
『第17回東京フィルメックス』が、2016年11月19日(土)から11月27日(日)の会期で行われ、このたび劇場観客動員数など実施結果の詳細が発表された。
各上映回あたりの平均観客数は、309人(前年296人)と、例年並の動員数を維持したが、有楽町マリオン内への会場の集約をはじめ、前年の48本から22本へと全体のプログラム数を大幅に絞った影響によって、劇場観客動員数は、前年の16,062人から11,760人に減少した。同様に、総合入場者数は、前年の17,037人から12,946人に減少した。
また、映画分野における人材育成事業タレンツ・トーキョーやプレ・イベントなどのサイド・イベントの入場者数は、前年の975人から1,186人に増加した。
会場別の劇場観客動員数は以下のとおり。
*会場別 (全9日間、38回)
有楽町朝日ホール(メイン会場) 8,592人 (8日間、26回)
TOHOシネマズ 日劇1(オープニング会場) 892人 (1日間、1回上映)
TOHOシネマズ 日劇2(レイトショー会場) 637人 (2日間、2回上映)
TOHOシネマズ 日劇3(レイトショー会場) 1,639人 (9日間、9回上映)
受賞結果は以下のとおり。
【最優秀作品賞】
『よみがえりの樹』(2016年/中国) 監督:チャン・ハンイ
【審査員特別賞】
『バーニング・バード』(2016年/フランス、スリランカ)監督:サンジーワ・プシュパクマーラ
【スペシャル・メンション】
『私たち』(仮題)(2015年/韓国)監督:ユン・ガウン
【観客賞】
『私たち』(仮題)(2015年/韓国)監督:ユン・ガウン
【学生審査員賞】
『普通の家族』(2016年/フィリピン)監督:エドゥアルド・ロイ・Jr
【Filmarks賞】
『私たち』(仮題)(2015年/韓国)監督:ユン・ガウン
詳細は『第17回東京フィルメックス』の公式サイトを確認のこと。