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マイルス・デイヴィス映画「MILES AHEAD」で若手トランペッターのジュニアを演じる俳優キース・スタンフィールドに注目

 

『MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間』

 

映画『MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間』が、いよいよ12月23日(金)より、TOHOシネマズ シャンテほか全国で公開される。

 

ドン・チードルが監督デビューを飾り、自身で主演も務める本作は、マイルス・デューイ・デイヴィス三世の1970年代後半の活動休止期間にスポットを当て、史実とフィクションを織り交ぜて描いたもので、クラウドファンディングを利用して制作資金を募って実現にこぎつけた念願のプロジェクトだ。今回、ここでは、本作でマイルスの前に現れてチャンスを掴みとろうとする若手トランペッターのジュニアを演じるキース・スタンフィールドに注目する。

 

 

『MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間』

 

 

ブリー・ラーソンが主演を務めた映画『ショート・ターム』で長編映画デビューを飾ったキース・スタンフィールド。デスティン・ダニエル・クレットン監督が、大学の課題で制作した中編映画を長編にリメイクした『ショート・ターム』の俳優の中でも、前身の中編から継続して出演したのはキースのみだ。

 

それもそのはず、クレットン監督が長編を製作することが決まった時、「どうしても彼じゃないとダメだ」と、俳優業を離れていたキースを説得したのだから。そんなこともあり映画界に復帰したキース。クレットン監督の思惑通り、存在感を見せつけ、『ショート・ターム』でインディペンデント・スピリット賞助演男優賞にノミネートした。

 

 

『MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間』

 

 

その後は、本格的に俳優業をスタートさせ、『パージ:アナーキー』(14)、『グローリー/明日への行進』(14)、『ストレイト・アウタ・コンプトン』(15)、『DOPE/ドープ!!』(15)など数々の話題作へ出演。長身と整ったルックスに、どこか儚げでアンニュイな雰囲気を漂わせる唯一無二の魅力を生かし、着々と人気俳優へと成長を遂げている。

 

 

『MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間』

 

 

俳優業以外にもラッパーとしても活躍するキースが出演する今後の公開予定作品は、2017年1月27日公開のオリバー・ストーン監督『スノーデン』をはじめ、来年Netflixで全世界ストリーミング配信予定の『DEATH NOTE』ハリウッド版など、注目作が名を連ねる。なお、『DEATH NOTE』ハリウッド版では、日本では松山ケンイチが演じ高い評価を得た、天才探偵L役に挑むという。

 

映画『MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間』は、12月23日(金)より、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー。 

 

 

 

 

【作品情報】

『MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間』

監督・共同脚本・制作・主演:ドン・チードル

音楽:ロバート・グラスパー

出演:ユアン・マクレガー、エマヤツィ・コーリナルディ

2015年/アメリカ/上映時間:100分

配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテイメント

公式サイト:http://www.miles-ahead.jp/

12月23日(金・祝)よりTOHOシネマズシャンテほか全国順次ロードショー

 




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