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【トークレポート】映画『MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間』初日舞台挨拶にロバート・グラスパーが登壇

 

 

 

映画『MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間』が、12月23日(金)に公開初日を迎え、TOHOシネマズシャンテにて行われた初日舞台挨拶に、ブルーノート東京で来日公演を終えたジャズピアニストで本作の音楽を担当したロバート・グラスパーが登壇した。

 

マイルス・デューイ・デイヴィス三世の1970年代後半の活動休止期間に注目し、史実とフィクション織り交ぜて描いた本作。『ホテル・ルワンダ』のドン・チードルが、初めてメガホンをとり、自身でマイルス・デイヴィス役を演じている。

 

共演者には、ドラッグや鎮痛剤の影響ですさんだ生活を送っていたマイルスのもとへ強引に押しかける音楽レポーター、デイヴ・ブレイデン役を務めるユアン・マクレガー、マイルスの元妻フランシス・テイラー役を務めるエマヤツィ・コーリナルディが名を連ねる。

 

以下、ロバート・グラスパーが登壇した舞台挨拶のトークレポートを掲載。

 

 

 

 

ーー昨夜まで行っていたブルーノート東京での来日公演はいかがでしたか? ーー

 

「とっても素晴らしい演奏ができたよ!(日本語で)キモチイイ!」

 

ーー本作に参加した経緯についてーー

 

「この作品の監督・主演であるドン・チードルが、個人的に『君の音楽が好きだ』とTwitterで連絡をくれたんだ。そこから共通の知り合いだったヴィンス・ウィルバーン・Jr.(マイルス・デイヴィスの甥であり本作のプロデューサー)が繋いでくれて、正式にこの映画の音楽をやらないかとドンからオファーをもらった。ドンとヴィンスは、マイルスと一緒に演奏をしていたハービー・ハンコック(ジャズピアニスト)に僕がマイルスのこの作品に加わることをどう思うかと聞いていたんだが、 ハービーは『彼ならいい仕事をするだろう』と僕のことを褒めてくれたみたいなんだ。とても嬉しかった。

 

 

 

 

―ーサウンドトラックを作る際に心掛けたことは?ーー

 

「最初はマイルスの音楽を担当することは、とてもプレッシャーを感じたし、怖かった。いろいろ悩んでいたんだけど、ドンがマイルスの音楽要素に、僕自身の要素も加えてほしいと言ってくれたんだ。マイルスは、ジャズミュージックの垣根を越えて時代を象徴した音楽を作った人として知られている。だから僕は、そこに少し猝ね“を意識したエッセンスを取り入れてレコーディングに挑んだよ」

 

―ー”ジャズの帝王”マイルス・デイヴィスとはーー

 

「僕にとってマイルス・デイヴィスはひとりの素晴らしいトランペット奏者、というのではなく、爛▲ぅ妊ア“そのものなんだ。自由、恐れない心、進化、前進...あらゆるアイディアをくれるんだよ。偉大なミュージシャンだね。」

 

ー―日本の観客へメッセージーー

 

「映画の一番の見どころは、ラストのセッションシーン。なんてったって僕が出演しているんだからね!(笑)というのは冗談で、本当にこの映画自体とても素晴らしい作品となっているから、オープンマインド(自由な発想)を持って観てほしい。マイルス・デイヴィスは普通の人ではない。だから普通の映画だと甘く見てちゃいけないよ。覚悟してね!」

 

 

 

 

【作品情報】

『MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間』

監督・共同脚本・制作・主演:ドン・チードル

音楽:ロバート・グラスパー

出演:ユアン・マクレガー、エマヤツィ・コーリナルディ

2015年/アメリカ/上映時間:100分

配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテイメント

公式サイト:http://www.miles-ahead.jp/

12月23日(金・祝)よりTOHOシネマズシャンテほか全国順次公開中




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