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ジョン・ハート追悼、重要な役どころを演じる『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』から出演シーンの場面写真が公開
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2017.01.31 Tuesday 23:29
© 2016 Jackie Productions Limited
先週1月25日、イギリスの名優ジョン・
ハートが膵臓がんで亡くなった。このたびの訃報を受け、重要な役どころで出演している映画『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』からジョン・ ハートの場面写真が公開された。 『エレファント・マン』や、『ハリー・ポッター』シリーズの杖職人オリバンダー老人役などで知られるジョン・ハート。1月22日に77回目の誕生日を迎えたばかりの突然の訃報は世界中に驚きをもたらした。『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』では、突然の事件に戸惑うジャッキーに道しるべを示す神父という重要な役どころを演じている。
© 2016 Jackie Productions Limited
舞台俳優として俳優のキャリアをスタートした後、『わが命つきるとも』で映画デビューを飾り、その演技力から一躍注目を浴びたジョン・ハート。代表作でもあるデヴィッド・リンチ監督作の『エレファント・マン』では、生まれつき奇形な外見を持つ青年ジョン・メリック役に大掛かりな特殊メイクで挑み、英国アカデミー賞主演男優賞を獲得。2015年には膵臓ガンを公表。『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』は、がんとの闘病中に撮影されていた。
『V フォー・ヴェンデッタ』以来、2度目の共演となったナタリー・ポートマンは訃報を受け、「ジョン・ハートが亡くなったと聞いて、とてもとても悲しい気持ちでいっぱいです。2度も彼と共演出来た私はラッキーです。どの作品も彼の演技によって素晴らしい出来になりました。彼はもっとも才能のある役者であり、1人の人間としてもとても魅力的な人でした。頭がよくて、ユーモアがあって、とても温かな素晴らしい方でした。現在大変な時期を過ごしているであろう彼の家族に愛を送ります。そして、永遠に残る彼の映画を観ながら、その幸運を噛みしめたいと思います」と追悼のコメントを発表。
© 2016 Jackie Productions Limited
監督のパブロ・ララインも「ジョンは無敵で、決してひるむことのない勇敢な人でした。きっと永遠に変わることはないでしょう」とコメントを寄せている。映画『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』は、3月31日より、TOHO シネマズシャンテほか全国公開。本作で暖かい言葉を並べるジョン・ハートの姿をぜひスクリーンで見届けよう。
【作品情報】
『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』
出演:ナタリー・ポートマン、ピーター・サースガード、グレタ・ガーウィグ、ビリー・クラダップ、ジョン・ハート
監督:パブロ・ラライン
脚本:ノア・オッペンハイム
製作:ダーレン・アロノフスキ―ほか
原題:JACKIE/2016 年/アメリカ・チリ・フランス/ヨーロピアンビスタ(1.66:1)/5.1ch/英語
配給:キノフィルムズ
© 2016 Jackie Productions Limited
公式サイト:http://jackie-movie.jp
2017年3月31日(金)より、TOHO シネマズシャンテほか全国公開