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エドワード・ヤン監督『台北ストーリー』予告編&ポスター完成!5月6日よりユーロスペースほか全国順次ロードショー

 

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映画『台北ストーリー』が、5月6日(土)よりユーロスペースほか全国で順次公開される。このたび本作の予告編映像とポスタービジュアルが完成した。

 

本作は、「台湾ニューシネマ」を牽引した代表的な映画監督であり、『牯嶺街少年殺人事件』や『恐怖分子』、『ヤンヤン 夏の思い出』など映画史に名作を残しながらも、2007年に59歳で生涯を閉じた名匠エドワード・ヤン監督が、盟友ホウ・シャオシェンを主演に迎えた幻の傑作。

 

 

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『恐怖分子』の前年('85)にエドワード・ヤン監督が撮りあげた長篇第2作であり、盟友ホウ・シャオシェンがエドワード・ヤンのために自宅を抵当に入れてまで製作費を捻出して完成へとこぎつけた本作は、ながらく日本で見られる機会がなかったが、マーティン・スコセッシが設立したフィルム・ファウンデーションにより4Kデジタル修復が実現。エドワード・ヤンの生誕70年、没後10年にあたる今年、4Kデジタル修復版で待望の日本劇場初公開となる。

 

 

 

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本作『台北ストーリー』の舞台は1980年代半ばの急激に変貌を遂げつつある大都市、台北。物語は、過去に囚われた男と未来に想いを馳せる女のすれ違いが変わりゆく台北の街並みに重ねられ、やがて思いもよらない結末を呼び込むというもの。

 

エドワード・ヤン監督は『台北ストーリー』の主人公2人について「それぞれ台北の過去と未来を表している。過去から未来への移行というのがテーマだ」と言う。 本作が俳優として唯一の主演作となるホウ・シャオシェンと、エドワー ド・ヤンと結婚することになる台湾の人気シンガーのツァイ・チンが、本作のもう一人の主役ともいえる台北の街をゆくあてもなく漂う若者たちの焦燥、倦怠、ノスタルジアを見事に体現している。

 

 

 

 

【作品情報】

『台北ストーリー』

監督・共同脚本:エドワード・ヤン

主演・製作・共同脚本:ホウ・シャオシェン

脚本:チュウ・ティエンウェン

音楽:ヨーヨー・マ

出演:ホウ・シャオ シェン、ツァイ・チン、ウー・ニェンチェン、クー・イーチェン

1985年/台湾/119 分

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提供:竹書房/オリオフィルムズ

配給:オリオフィルムズ

配給協力:トラヴィス

公式サイト:http://www.taipeistory.com

5月6日(土)よりユーロスペースほか全国順次ロードショー

 

 

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