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イタリアのアカデミー賞、第62回ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞が発表!受賞5作品が『イタリア映画祭2017』で上映
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2017.03.30 Thursday 18:05
『イタリア映画祭2017』ポスタービジュアル
『イタリア映画祭2017』が4月29日(土・祝)から5月6日(土)まで東京の有楽町朝日ホール、5月13日(土)から5月14日(日)まで大阪のABCホールで開催される。
このたび、イタリアのアカデミー賞と称される第62回ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞の発表と授賞式が3月27日(現地時間)に行われ、『イタリア映画祭2017』と今夏にシネスイッチ銀座で公開が決定している名匠パオロ・ヴィルズィ監督『歓びのトスカーナ(原題: La pazza gioia)』が、主要部門含む5部門受賞(作品賞、監督賞、主演女優賞、美術賞、ヘアデザイン賞)の快挙を遂げた。
『歓びのトスカーナ』
また、同じく本映画祭で公開されるエドアルド・デ・アン ジェリス監督『切り離せないふたり(原題:Indivisibili)』は、脚本賞をはじめ最多6部門を受賞。本作は現状では配給が付いていないため、『イタリア映画祭2017』でしか観ることのできない貴重な機会になりそうだ。
『切り離せないふたり』
そのほか、新人監督賞を受賞したマルコ・ダニエリ監督のデビュー作『ジュリアの世界(原題:La ragazza del mondo)』、クラウディオ・ジョ ヴァンネージ監督『花咲く恋(原題:Fiore)』、ピエルフランチェスコ・ディリベルト監督『愛のために戦地へ(原題:In guerra per amore)』など受賞作が『イタリア映画祭2017』で上映される。
『ジュリアの世界』
各作品の受賞結果は以下の通り。
『歓びのトスカーナ』:5部門 <作品賞/監督賞/主演女優賞/美術賞/へアデザイン賞>
『切り離せないふたり』:6部門 <脚本賞/製作賞/助演女優賞/音楽賞/歌曲賞/衣装賞>
『ジュリアの世界』 <新人監督賞>
『花咲く恋』 <助演男優賞>
『愛のために戦地へ』 <ヤング・ダヴィッド賞>
『愛のために戦地へ』
『花咲く恋』
【映画祭概要】
<イタリア映画祭 2017 東京>
会期: 4月29日(土・祝)〜5月6日(土)
会場:有楽町朝日ホール(東京都千代田区有楽町 2−5−1 有楽町マリオン 11 階)
主催:イタリア文化会館、朝日新聞社、イスティトゥート・ルーチェ・チネチッタ
後援:イタリア大使館 協賛:FCA ジャパン株式会社、フェラガモ・ジャパン株式会社
協力:株式会社 帝国ホテル、アリタリア-イタリア航空、株式会社 WOWOW
公式サイト:http://www.asahi.com/italia/2017/
一般の方のお問合せ:050-5542-8600(ハローダイヤル:〜4月28日)/03-3240-1200(会場、会期中のみ)
※前売り券販売開始は3月25日(土)10:00から ※前売り一般1,450円/学生・60歳以上1,350円、当日一般1,700円/学生・60歳以上1,600円
<イタリア映画祭 2017 大阪>
会期:5月13日(土)〜14日(日)
会場:ABCホール(大阪市福島区福島 1‐1‐30)
【上映作品】
<日本未公開最新作>
『告解』(監督:ロベルト・アンドー)
『花咲く恋』(監督:クラウディオ・ジョヴァンネージ)
『幸せな時はもうすぐやって来る』(監督:アレッサンドロ・コモディン)
『かけがえのない数日』(監督:ジュゼッペ・ピッチョーニ)
『切り離せないふたり』(監督:エドアルド・デ・アンジェリス)
『ピューマ』(監督:ロアン・ジョンソン)
『ジュリアの世界』(監督:マルコ・ダニエリ)
『愛のために戦地へ』(監督:ピエルフランチェスコ・ディリベルト)
『どうってことないさ』(監督:エドアルド・レオ)
『いつだってやめられる―マスタークラス』(監督:シドニー・シビリア)
『君が望むものはすべて』(監督:フランチェスコ・ブルーニ)
<特別上映作品>
『スイート・ドリームス(仮題)』(監督:マルコ・ベロッキオ)
『歓びのトスカーナ』(監督:パオロ・ヴィルズィ)
『La vita possibile(原題)』(監督:イヴァーノ・デ・マッテオ)
『道化師』(監督:マルコ・ベロッキオ)
<アンコール上映作品>
『夜よ、こんにちは』(監督:マルコ・ベロッキオ)
『結婚演出家』(監督:マルコ・ベロッキオ)
『カテリーナ、都会へ行く』(監督:パオロ・ヴィルズィ)
『来る日も来る日も』(監督:パオロ・ヴィルズィ)
『いつだってやめられる』(監督:シドニー・シビリア)